近藤歯科医院
052-382-8148
052-382-8148

衛生管理

診療器具から院内環境まで
安心・安全に妥協しない感染対策

衛生管理

当院では、スタンダードプリコーションを徹底するため、滅菌器や洗浄機など世界最高水準の衛生設備を導入。ディスポーザブル(使い捨て)の器具や清潔な空気環境、スタッフの衛生管理など、細部まで妥協のない高度な感染対策を実施しています。

感染症の標準予防策
スタンダードプリコーション

スタンダードプリコーションとは、感染症の有無に関わらず、すべての患者様の血液や排泄物、体液などを感染性があるものとして扱う考え方です。 アメリカ疾病管理予防センターによって提唱され、院内感染の厳正な予防策とされています。

世界最高のヨーロッパ基準「クラスB滅菌器」

クラスB滅菌器

患者様の唾液や血液の付着が伴う歯科医療では、安心・安全な医療を行っていくために、院内感染への対策が不可欠です。虫歯や歯周病の再感染を防ぐだけでなく、インフルエンザや肺炎、肝炎などすべてのウイルスや細菌の感染経路を断つため、当院では、世界で最も厳しいヨーロッパ基準である「クラスB」に分類される最高水準の高性能滅菌器を導入しています。高温・高圧の蒸気で複雑な形状の器具内部まで徹底的に滅菌できる高圧蒸気滅菌器(オートクレープ)を用い、治療に使用するすべての器具を、患者様ごとに完全滅菌しています。

世界最高水準の滅菌レベル「クラスB」

クラスB

滅菌を行う高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)は、滅菌性能によってN・S・Bと3つのクラスに分類されます。クラスBは世界で最も厳しいとされる基準で、歯科医療特有の複雑な形状をもつ器具をはじめ、あらゆる種類の機材・器具の高度な滅菌が可能です。今後は、クラスBが世界基準になるといわれています。

「滅菌」は最も効果的な感染対策

消毒・殺菌・滅菌

付着している病原性の微生物を害のない程度まで減らす「消毒」や、菌やウイルスの一部を死滅させる「殺菌」と違い、「滅菌」はあらゆる細菌やウイルスを限りなく無菌に近い状態になるよう、死滅・除去することを指します。そのため医療における衛生管理では、滅菌対策が最も重要となっています。

ハンドピース用滅菌器
ハンドピース用滅菌器

歯を削る時などに使用するドリルをハンドピースといいます。当院では、ハンドピース専用の滅菌器を完備し、使用するごとに滅菌を行っています。

ハンドピース用洗浄器
ハンドピース用洗浄器

治療に使用するハンドピースは、専用の洗浄機で細部まで徹底的に洗浄し、清潔に保つことで感染症リスクを軽減します。さらに、オイルを循環させ(注油)、良好な状態にメンテナンスしています。

高性能洗浄器
高性能洗浄器

治療に使用した器具を完全滅菌する前に、予備洗浄を行う高性能洗浄機は、手洗いでは洗浄し切れない機材の内部や細部まで、高度な洗浄・消毒が可能です。乾燥までを行い、その後の滅菌効果を高めます。

中性電解水(水除菌装置)
中性電解水(水除菌装置)

水道水に多く含まれる塩素を電気分解し、殺菌力の強い次亜塩素酸を含む「中性電解水」を生成する装置を導入しています。清潔で除菌効果がある安心・安全な水をすべての治療水・うがい水として使用し、常に衛生的な水をご提供しています。

業務用空気清浄機
医療用空気清浄機

高性能の空気清浄機を稼働させ、常に新鮮な空気を院内に循環。空気中の細菌やウイルス、花粉などのアレルギー物質を除去し、清潔な空気環境を整えることで、感染症も防ぎます。

口腔外バキューム
口腔外バキューム

歯を削る際には、歯の粉や金属片、唾液や血液など、目に見えない微細な粉塵が空気中に飛び散ります。そこで、従来の口腔内バキュームに加えて口腔外バキュームを使用し、院内の細菌汚染物質を確実に吸引して感染症の拡散を予防します。

さらに、徹底した院内感染予防

使い捨て器具を積極活用
使い捨て器具を積極活用

滅菌ができない注射針や患者様が使用する紙コップ、エプロン、スタッフが着用するグローブ(手袋)などは、できる限り使い捨て可能なディスポーザブル品を使用しています。

衛生意識の徹底
衛生意識の徹底

確実に衛生管理を行うため、スタッフ全員が衛生管理に対する意識向上に努めています。衛生管理マニュアルを作成し、手洗いや手指の消毒の徹底、院内感染防止体制の確立、院内の清掃などを毎日欠かさず行っています。

清潔な器具を維持・保管
清潔な器具を維持・保管

診療に使用した器具は、患者様ごとに洗浄して滅菌。使い捨ての専用パックに個包装し、次回の使用時まで未開封で保管して無菌状態を維持しています。

TOPページへ